物理的時間と質的時間
2021年を迎えました。
今年は自分にとっても、皆さまにとっても穏やかな1年になってほしいです。
毎年言っている気がしますが、“今年1年は本当に早かったです。”
1年の時間は同じなのに、です。
時間の捉え方は大きく2種類あります。
それは物理的時間(ニュートン時間)と心理的時間(ベルクソン時間)です。
以下は、僕の大好きな鎌田浩毅先生の著書「成功術 時間の戦略」からの引用です。
“時計で計ることができるような客観的な時の流れは、近代物理学の始祖であるアイザック・ニュートンの名にちなんで、物理的時間(ニュートン時間)と呼ばれる。これに対して、人間の生きる密度によって感じかたの異なるような時の流れは心理的時間(ベルクソン時間)という。生の哲学を説いたフランスの哲学者アンリ・ベルクソンの名をとっている。”
このようなことは、普段の生活や仕事でも感じることがあります。
例えば同じ1時間であっても、自分にとって楽しい時間や集中している時間はあっという間に感じ、逆の場合には長く感じます(永遠に終わりが来ないのではないかと・・)
せっかく同じ1時間を過ごすなら、自分にとって密度の濃い時間を過ごしたいですね。
そうなるように、色々なことにチャレンジしたり、興味を持って能動的に取り組みたいと思った年はじめです。
引用
鎌田浩毅. 成功術 時間の戦略 (2010). 文藝春秋 第6刷 P17.